かすかべ押絵羽子板と特産品まつり
かすかべ押絵羽子板と特産品まつりが今年も盛大に開催されました。
寒い中ではありますが特産品のPRはもちろん、春日部の風物詩であるまつりを運営いただいている羽子板組合はじめ、ご尽力いただいた皆さまに心から感謝申し上げます。

まつりには延べ3日間で約1万人の方々にご来場いただき、職人の皆さんが実際に作業をおこないながら、お客さんにその技術と伝統の素晴らしさを伝えていました。
作り手である職人の皆さんが直接消費者と交流を図ることができる非常に貴重な機会でもあります。

また、桐小箱や桐箪笥をはじめとした特産品の販売やお茶の接受もおこなわれるなど、寒くてもほっこりするような、和気あいあいとした雰囲気が感じられるのが冬のまつりの良いところかもしれません。
さて、春日部の誇る羽子板は、邪気をはねのける厄払いに通じる縁起物といわれ、女児の出生を祝い、その成長を願う贈り物としても人気があります。

江戸時代から続く羽子板は女の子の遊び道具としてはじまり、次第に立体的に、そして様々な技巧を凝らしたものが作られ、限られた小さな空間に一瞬の動きをとらえた独自の美の世界を生み出した美術品としての一面もあります。

春日部の押絵羽子板は、戦後にかけて浅草の押絵師たちが戦禍と雑踏から逃れ、良質の桐の産地であった春日部に移り住んだことに始まります。

なんと、現在、一般的に流通している、特に豪華な装飾を施した「振袖」といわれるデザインは、実は春日部発祥の押絵羽子板で全国に誇るべき財産であります。

先日私も出演したJ:COMのご当地サタデーでも大々的にご紹介させていただきましたが、押絵羽子板は春日部の誇る、長年にわたり愛されてきた素晴らしい文化です。

かすかべフードセレクションでもある菓匠ちぐさの「羽子板最中」や、羽根つきの回数を競う「羽根つきJAPAN」、市の花フジを取り入れた美人羽子板の「藤娘」は春の藤まつりのメインキャラクターのように使われるとともに、私も要人とお会いする際の記念品に藤娘のミニ羽子板を贈呈して大変喜ばれております。

素晴らしい技術と伝統にあふれた押絵羽子板は、ふと気付けば身近なところで愛され、親しまれ、生活に溶け込んでいる文化であり、だからこそ長年にわたり引き継がれていると考えております。

今後におきましても、このようなまつりはもちろん、あらゆる分野で羽子板をクローズアップして身近な財産としてPRしていきたいと思います。

私、石川良三は,日本一幸せに暮らせる街、春日部を目指します。
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