大凧文字入れ
今年も5月3日(祝)、5日(祝)に、春日部市の無形民俗文化財である「宝珠花大凧揚」を祝した大凧あげ祭りを開催します。

大凧揚げは、江戸時代の養蚕の豊作占いとしてはじまり、「繭の値段が上がる」と「凧があがる」の意味を掛けた人々の願いがこもったお祭りです。
大凧揚げの会場である宝珠花は、江戸川をつかった舟運交通で栄え文化・経済の中心地であり養蚕の豊作は地域にとって大きな喜びでした。

また、後に豊作占いとしての凧揚げに加えて、端午の節句に男子出生祝いと健やかな成長を願うお祭りとして発展してきました。
大きさも段々と大きくなり、明治時代中期には今と同じ大きさになり、現在まで脈々と引き継がれてきました。
そして、今年も大凧・小凧の製作が、春日部市「庄和大凧文化保存会」により、いよいよはじまり、私も激励と文字書きのお手伝いにうかがいました。

現在の凧はユネスコの無形文化遺産に登録された細川紙をつくっている小川町から取り寄せた伝統の和紙をつかっており、非常に強く、しなやかさがあります。

毎年一般公募により募集される凧の文字は、今年は大凧が「世界」「平和」に、小凧が「天空」「大地」となりました。

大凧の「世界」は大正3年、昭和29年から3回目の登場、「平和」は昭和22年から2回目、小凧の「天空」は初登場で、「大地」は平成10年から2回目の登場となっております。

大凧は“誰もが思う争いのない「平和」な「世界」を祈って”、小凧は“すべての子どもたちに限りなく広く大きな世界を感じてもらいたい”という願いが込められており、いずれも薫風を受けて青空に羽ばたいてくれるものと確信しております。
さて、5月3日(祝)、5日(祝)の「大凧あげ祭り」は、今年も西宝珠花の江戸川河川敷において盛大に開催される予定となっております。
毎年13万近い皆さまにご来場いただき、縦15メートル、横11メートル、重さ800キロの大凧があがる勇壮な姿と、地元春日部のグルメを堪能できる屋台などで十分に楽しめること間違いありません。

また、現在、「初節句」の申し込みを受け付けております。大空に実際に舞い上がる大凧にお子さんの名前を貼り付けるとともに、大凧・小凧の前での記念撮影、お子さんの名前が書かれたA2サイズ程度の凧、記念手ぬぐいの贈呈などをさせていただきます。

加えて、大凧の力強さと大きさを実感いただくことのできる「引き手も募集」しております。
私も引いたことがありますが、800キロの凧が空高く舞い上がるのは、引くというよりはどんどん上がっていってしまう凧の力を引き綱で押さえつけるという力比べともいえます。

「初節句」も「引き手」も中々体験できるものではありませんので、この機会にぜひお申し込みいただき、大凧あげ祭りを十二分にお楽しみいただければと存じます。

《「初節句」「引き手」の申し込み案内はこちらから(春日部市ホームページ)》

私、石川良三は,日本一幸せに暮らせる街、春日部を目指します。
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