平成24年度施政方針(主な取り組み)


【市政運営にあたって】
市政運営にあたっては、市民の皆様が将来への明るい希望を持ち、安心して日々の生活が送れるよう、安全で元気な春日部づくりが、極めて重要だと考えております。
そこで、市民の皆様の暮らしの充実やまちの活気につながるよう、春日部の元気を創出する取り組みを進めてまいります。また、県事業や民間プロジェクトなど、本市の追い風となる事業について連動を図りながら、より効果的なまちづくりを進めてまいります。
さらに、災害に強く、安心・安全に暮らせるまちづくりを進めるなど、喫緊の課題にしっかり取り組んでまいります。
一方で、現下の経済状況から、市税収入の伸びが期待できない中、市民生活に密接な住民サービスを安定的に提供しながら、時代の流れに適応した市政運営を進めていくため、市の組織や事務事業をはじめ、あらゆる分野において発想の転換を図りながら、コスト意識の徹底や事業の見直しを進めてまいります。

【平成24年度予算編成の概要】
〜予算編成における3つの力点

@ 元気で活力ある春日部づくりを進めるため「元気な春日部新規事業枠」を設け、特に限られた財源の中で、創意工夫をしながら「子育て支援の充実」、「高齢者施策の充実」「安心・安全なまちづくりの推進」「地域経済の活性化」「エコまちづくり」「地域力の向上」に関して必要な新規事業を構築。

A 本市の持続的な発展の基盤となる2拠点1線の都市構造の推進を図るため、春日部駅付近連続立体交差事業の推進、南桜井駅周辺の整備、藤塚米島線の整備に優先的な予算配分。

B 「安心・安全なまちづくり」を着実に進めるため、小中学校校舎・体育館の耐震補強工事の早期完了、東中学校校舎改築の推進、新病院の整備が図れるよう優先的に予算配分。



【春日部市総合振興計画の7つの基本目標ごとの主な取り組み】


 ≪基本目標1 保健・医療・福祉分野(やすらぎの施策)≫

「仕事と子育ての両立支援」
○子育てをしながら安心して仕事が続けられるよう保育ニーズを的確に把握しながら保育所の充実
○保護者と保育士の信頼向上の取り組みとして、1日保育士体験事業を実施。
○保育所において安心・安全な給食を提供するために、定期的な放射性物質検査を実施。
○備後小学校内に新たに独立した専用施設として、放課後児童クラブ新築工事を推進。

「子どもの健やかな成長の支援
○児童虐待による痛ましい事件の未然防止や早期発見のため、経験豊かな専門職員の配置や
  ケースワーカーの被虐待児の保護者支援プログラムへの参加など、体制の強化
○子どもが安心して楽しく過ごせる環境づくりを進めていくため、エンゼル・ドームに新たな遊びの場
  として、親水広場の設置計画を推進

「生活援護と自立の支援」
○生活が困窮している方の相談体制を充実していくとともに、生活保護世帯の自立が進むよう、
  関係機関と協力しながら就労支援を強化

「介護予防の推進、介護サービスの充実」
○「第5期春日部市高齢者保健福祉計画及び介護保険事業計画」に基づき、健全かつ円滑な
  運営を図るとともに、認知症支援策の充実や在宅介護の機能強化を図るなど、介護基盤の充実

「生きがいづくりの推進」
○社会参加、仲間づくりや健康づくりのため、学習の機会、交流の場などを充実
○高齢者の孤独・孤立の解消に向けて、地域におけるつながりを強めていくため、関係団体と協力
  しながら交流活動を積極的に実施

「障害者の生活支援」
○現行の障害者自立支援法に基づく障害福祉サービスの適切な実施
○国が検討を進めている新たな障害者制度への円滑な移行に向けて、十分な情報収集○一人暮らし
  の重度心身障害のある方に対し、災害時の安全対策を進めるため、家具 の転倒防止策への助成

「障害者の社会参加の促進」
○障害のある方が、地域の中で安心して活動ができるよう、様々な事業の実施に努めていくとともに、
  ふじ学園において安心・安全な給食を提供するために、定期的な放射性物質検査を実施

「健康づくりの推進」
○新たに包括的連携協定を結んだ埼玉県立大学の協力をいただきながら、「春日部市健康づくり
  計画・食育推進計画」を策定
○保健センターにおいて、生活習慣病の予防、望ましい食習慣を身につける食育などの健康教室を
  新設するとともに、きめ細かな健康相談などを進めて、健康づくりの拠点となるよう充実
 「適正な健康保険事業の推進」
○後期高齢者医療制度や国民健康保険制度について、安定的かつ健全な運営ができるよう
  取り組みを推進
○健康診査などを活用しながら、加入者自らが健康管理を進められるよう、適切な保健指導を
  進める中で、医療費の適正化を図る 

「市立病院の再建・充実」
○急性期病院として最先端の医療が受けられる施設であり、地域医療の中心的な役割を担う
  新病院の平成27年度中の完成を目指して、基本設計に着手
○市立病院において、地域の医療機関と連携・協力し、良質かつ適切な医療の提供や効率的で
  切れ目のない医療体制を進めるため、地域医療連携室を設置
○救急医療、小児医療、周産期医療など引き続き公立病院として担うべき役割を果たすため、
  医師や看護師などの医療スタッフの充実



≪基本目標2 生活・環境分野(あんしんの施策)≫

「環境保全・創造の推進」
○地球温暖化防止に向けた取り組みの一環として、再生可能エネルギーの利用促進を図るため、
  住宅用太陽光発電設備に対して助成を実施
○本市の良好な環境の保全と創造のための環境施策を総合的かつ計画的に進めていくため、
  「春日部市環境基本計画」の見直しを推進

「ごみ減量・リサイクルの推進」
○ごみの減量化を進めるため啓発活動を積極的に進めるとともに、焼却灰を人工砂にリサイクル
  していく取り組みを進めることで、ごみの資源化率の向上を図る
○老朽化が進んだ、し尿処理施設を更新するため、生活環境影響調査、施設整備基本設計、
  測量地質調査などを実施

「犯罪抑止のまちづくりの推進」
○既に設置している防犯カメラの適切な運用を図るとともに、新たに富士見町地下道に設置を
  行うなど、防犯設備の整備促進
○警察をはじめとする関係団体や地域の方々と連携を強めて、安心で安全な環境づくりの体制充実

「交通安全対策の推進」
○「第9次春日部市交通安全計画」に基づき、交通安全環境の整備や交通安全意識の
  普及徹底。(特に、最近問題となりつつある自転車の安全利用の向上に努める)
○自転車利用者に対するマナー向上と駅前の放置自転車・違法駐車対策を進めるため、市内
  全駅に、自転車の誘導整理員を配置

「災害に強いまちづくりの推進」
○災害時に速やかに、かつ安全に避難ができるよう、避難場所誘導標識・避難場所案内看板を整備
○東日本大震災の教訓を生かしながら、「春日部市地域防災計画」を見直し
○災害時要援護者である高齢者がいる世帯に対し、耐震改修を促進するため、補助金を拡充

「消防・防災体制の充実・強化」
○消防救急無線のアナログ方式が法律の改正により、平成28年5月31日までの使用期限となる
  ことから、消防活動に支障をきたさないようデジタル化に向けた整備を推進
○大規模災害時の消防力強化に向けて、大規模災害対応資機材等を備えた消防ポンプ自動車への
  更新・整備

「地域の消防・防災力の確立」
○災害時に地域で活動する自主防災組織の充実を図るため、高額の防災資機材等の購入に対する新たな助成


≪基本目標3 都市基盤分野(にぎわいの施策)≫
「計画的な土地利用の推進」
○産業集積の一層の促進を図るため、産業指定区域のうち庄和インター周辺地区における地区計画を策定
○他の産業指定区域につきましても、産業の誘致・集積を図るための検討
○市内全域で安全で魅力ある市街地の形成と住みやすい住環境をつくるため、まちづくりのルールの
  厳格化かつ透明性を高めるため開発事業等に関する条例を策定

「魅力ある中心市街地の創出」
○春日部駅周辺のまちづくりの主要事業である、春日部駅付近連続立体交差事業を積極的に推進
○事業効果を最大限に引き出すため、複数のまちづくり事業を有機的に組み合わせた、連続
  立体交差事業と一体となったまちづくり計画を作成
○春日部駅西口環境整備を農協橋から上流に向かって引き続き整備

「安全で良好な市街地の形成」
○土地区画整理事業を都市計画に位置付けたものの、長期間、未着手となっている地区を的確に見直し

「幹線道路の整備」
○南桜井駅周辺整備事業の駅前北線、南線を年度内に開通
○南北の駅前広場の完成
○藤塚米島線の橋梁工事や道路築造工事の推進を図り、年度内完成を目指す
○武里内牧線、中央通り線、県事業の大場大枝線の継続整備
○東埼玉道路の早期事業化と首都圏中央連絡自動車道までの延伸を強く要望

「生活道路の整備」
○地域の安全で快適な生活空間の確保のため、老朽化の著しい道路の整備・改良

「公共交通の充実」
○市内の交流促進・交通手段の確保や市街地へのアクセスを向上させるため、春バスの再編を行い、
  4月2日から新たに粕壁・幸松地区ルート、庄和地区ルートの運行を開始

「公園の整備・充実」
○公園施設の維持及び機能向上を図るため、計画的な遊具等の改修やトイレの設置
○子育て世代や高齢者が集いふれあう身近な公園として、既存公園のリニューアルにより、
  新たな憩いの空間を整備創出

「河川等の整備」
○台風やゲリラ豪雨などによる低平地の浸水、冠水被害や内水被害の軽減対策のために、
  老朽化した公共下水道ポンプ場設備の改修工事の実施
○現在、県で進めている会之堀川の整備について、引き続き早期完成に向けて要望

「安全で安定した水の供給」
○市内浄水場施設の耐震性を考慮した改修を計画的に実施
○耐震性が低く老朽化が進んでいる石綿セメント管布設替工事を推進

「地域の特色を生かした良好な住環境の整備」
○旧日光街道粕壁宿における景観的課題の整理や歴史的景観再生のための助成制度などの検討を
  行うとともに、市民向けの景観ガイドラインを策定



≪基本目標4 教育・文化分野(はぐくみの施策)≫

「教育内容の充実」
○「小学校英語教育」、「理科教育」、「芸術文化活動」、「読書活動」など、特色のある教育活動に
  取り組むことで、確かな学力を育み、地域が誇りに思える魅力ある学校づくりや日ごろの学習成果の発表の場を充実
○児童・生徒及び保護者の給食に対する不安を解消するため、小中学校給食の放射性物質検査を実施
○児童・生徒の考える力や豊かな感性を養うため、小中学校図書室の充実

「安心・安全な学校づくりの推進」
○小中学校校舎・体育館の耐震補強工事の早期完了。
○東中学校校舎改築の平成24年度中の供用開始に向けた建築工事の推進
○中学校が取り組んでいる音楽活動を支援していくため、音楽教室の空調設備の整備

「青少年の自立を促す活動の支援」
○地域の参画や保護者の協力を得て、放課後に小学校施設を活用して、遊びや学びの場を提供し、
  子どもたちの健やかな成長を支援する放課後子ども教室への取り組み

 「学習活動拠点の充実」
○庄和図書館の開設に伴い、正風館の図書室スペースを有効に活用するため、展示機能を備えた
  多機能学習室へ改修
○中央図書館の老朽化に対応するため、施設の一部を改修

「スポーツ・レクリエーション活動の支援」
○子どもたちの野外活動を推進するため、学校の授業等に影響がない8月上旬に、小学校2校において
  プールの開放を試験的に実施
○県営・民間プールの利用料の補助を引き続き実施

「文化財・伝統文化の保存・継承」
○先人たちが残した貴重な文化財を次代の人々に継承するため、文化財等の調査・記録を行うとともに、保存や修理の支援や助成
○市民や市外からの来訪者に市の文化財の理解を深めてもらうため、文化財を説明する解説板を計画的に設置



≪基本目標5 産業・経済分野(ゆたかさの施策)≫

「農業の生産・経営基盤の確立」
○土地改良事業によって整備された農業用施設の老朽化に伴う改修を進めていくとともに、農道の整備に
  つきましても計画的に実施

「農業を身近に感じる機会の充実」
○地元の農産物等の活用が図られるよう、市内外のレストランなどの事業者と生産者を結びつける取り組みの実施
○新鮮で安心・安全な地元農産物が市内で消費されるように販売機会の充実や情報提供の実施

「活力ある工業の基盤づくりへの支援」
○市内の中小企業を担う人材育成の促進を図るため、市内商工団体等が実施する研修会等の費用を支援
○事業資金融資制度の利用促進を図りながら、経営基盤の強化に向けて引き続き支援

「歩いて楽しめる商業環境の整備」
○地域住民に役立ち、地域の魅力を発信するような商店街ならではの取り組みを支援
○商店街における店舗やイベント情報の「かすかべオラナビ」への掲載

「観光資源の魅力向上と情報発信」
○春日部市の資源を活用した優れた商品や特産品などを地域のブランドとしていく仕組みを構築
○春日部市をイメージする都市ブランドについての研究
○春日部市の魅力をPRしていくための新たなコンテンツをホームページに追加
○春日部市の文化である音楽を定着させていくため、昨年に引き続き「かすかべ音楽祭」を開催。
  同時開催のまちかどコンサートなど、地域を挙げた取り組みとなるよう関係団体との更なる連携、充実


≪基本目標6 コミュニティ分野(ふれあいの施策)≫
「参加と協働の推進」
○ボランティア活動・NPOなどをサポートするため、市民活動センターにおける各種講座の
  開催や交流、情報交換の場を提供

「コミュニティ活動の活性化」
○地域コミュニティの活性化や地域住民の自主的なまちづくりを促進するため、自治会等の活動を引き続き支援
○包括的連携協定を活用して、武里団地の活性化を図るため、武里団地内で地域貢献活動を
  する大学生のグループに対し、武里団地に居住するための費用の一部助成を拡充
○ボランティア活動に意欲を持つ市民の方々に、まちづくりに参加し、美しい生活環境をつくる
  アダプトプログラムの拡大

「人権の尊重」
○人権の大切さに対する理解が深まり、人権意識を持って行動できるよう教育や啓発に努める

「男女共同参画の推進」
○男女共同参画に関する学習の機会と交流の場を提供していくとともに、DVに関連する様々な
  問題の解決に向けて意識啓発や相談体制を充実
○今後の施策展開を十分検討しながら「春日部市男女共同参画基本計画」を見直し

「国際交流の推進」
○市内在住外国人の方々が暮らしやすいまちとなるよう、日本語教室の開催など、
日本人との共生を進めるため、国際交流を進める団体等を引き続き支援



≪基本目標7 行財政改革分野(しんらいの施策)≫
 
「戦略的・計画的な行政運営」
○「春日部市総合振興計画後期基本計画」につきまして、本市の現状分析や将来推計などを十分
 行いながら、より一層、戦略性が高く、地域の価値が高められるような計画とするため、十分な検討を実施

「安定した財政運営」
○市民の皆様のライフスタイルなどの多様化に対応するため、いつでも、どこでも手軽に市税等が納付
 できるよう、これまでの金融機関に加えて、4月から全国のコンビニエンスストアで収納業務を開始
○策定中の「春日部市総合振興計画後期基本計画」との整合性が図れるよう、今後の財政運営について
 十分な検討を実施

「市民サービスの向上」
○夜間や休日でも利用ができる自動交付機の機能を充実させ、税証明等の交付を4月から実施
○年度末を目途に住民基本台帳カードを利用して、住民票の写し・印鑑登録証明書が全国の所定の
  コンビニエンスストアで取得できるサービスを開始
○住民基本台帳法の改正により、外国人の方に対して、7月から手続きの簡素化や住民票の交付が
  開始されることから、十分な準備を進めて円滑な窓口対応を実施

「情報共有化の推進」
○情報公開制度の適切な運用や広報かすかべ、市ホームページ、公式ツイッターなどについて、
  引き続き情報提供を充実
○市の様々な魅力や市政の最新情報などを分かりやすく市民の皆様に紹介するため、カラー写真を
  多用するグラフ誌を発行
○公共施設の位置や市内のみどころを、わかりやすく理解いただくため、市内の地図を活用したガイドマップを作成

「電子市役所の推進」
○市民の皆様などの利便性を高める電子申請・公共施設予約システムなど、電子行政サービスの適切な運用
○情報システムの最適化や情報セキュリティ対策の徹底

「市民に信頼される人材の育成・活用、機動力が発揮できる簡素で効率的な組織づくり」
○慣習や前例にとらわれず、チャレンジ精神や経営感覚のある職員を育成するため、職員研修を充実
○職場内の問題意識やコスト意識のさらなる向上を図りながら、事務事業の見直し、民間活力の導入、
  窓口サービスにおける利便性の向上などの行政改革の取り組みを実施
○「春日部市総合振興計画後期基本計画」を円滑に推進できる組織体制とするため、組織機構の見直しを実施
○職務に対する意欲や能力を重視した人事管理を進めて、職員と組織を活性化




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私、石川良三は,日本一幸せに暮らせる街、春日部を目指します。
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