平成25年度 施政方針
平成25年度施政方針(主な取り組み)

【施政運営にあたって】

今から5年前、市民の皆様との協働により、本市のまちづくりの指針となる春日部市総合振興計画を策定しました。改めて、これまでの達成状況を振り返ってみますと、それぞれの施策は、一つ、また一つと芽を出し、花を咲かせるとともに、大きな実をつけようとしております。

そして、本年度は、前期基本計画における成果や課題をしっかり引き継いだ、後期基本計画のスタートの年となります。
今後は、後期基本計画に基づきさまざまな施策に取り組むとともに、新たに創設した重点プロジェクトを積極的に推進することで、春日部市に「住んでみたい」、「住み続けたい」と思っていただけるような、元気で、魅力あるまちづくりを目指します

【重点プロジェクト】

重点プロジェクトでは、「市民の関心やニーズ」、「人口増加」、「担税力の向上」、「行政運営の効率化」という4つの視点に基づいて設定した10項目のプロジェクトに、集中的に取り組みます

〔10項目の重点プロジェクト〕

第1項目「子育てしやすいまちの実現」
第2項目「高齢者がいきいきと過ごせるまちの実現」
第3項目「地域医療の充実」
第4項目「安心・安全な市民生活の実現」
第5項目「連続立体交差事業の推進と中心市街地の再生」
第6項目「人々や事業者から選ばれるまちの実現」
第7項目「産業振興による地域経済の活性化」
第8項目「環境にやさしいまちづくりの推進」
第9項目「地域力の強化と市民参加の推進」
第10項目「効果的・効率的な行財政運営の推進」

これらの重点プロジェクトへの取り組みは、決して平坦な道のりではありませんが、チャレンジなくして成功はありえません。まずは、どうやったらできるのかを考え、その可能性に向かってベストを尽くす。私は、この気持ちを忘れず、強い決意と覚悟を持って、愛する春日部市をさらに輝かせてまいりたいと思っております。


【総合振興計画後期基本計画における7つの分野別の主な取り組み】

[基本目標1 保健・医療・福祉分野(やすらぎの施策)]


「子どもの健やかな成長の支援」

○昨年の8月に公布されました子ども・子育て支援法に基づく「子ども・子育て支援事業計画」を策定するためのニーズ調査を実施
○母子の健康の保持増進及び心身の健やかな成長のため、妊婦健診、乳幼児健康診査を中心とした育児支援、保健指導の充実、小児救急医療の体制強化

「子育てに係る負担の軽減」

○こども医療費通院分の対象年齢を現行の入院と同様に中学校修了まで引き上げ

「仕事と子育ての両立支援」

○保育環境の改善に向けた、第1保育所及び第2保育所の整備手法の検討

「生活保護と自立の支援」

○生活保護制度の適切な運用に努めるとともに、ケースワーカーや支援員の充実を図り、きめ細かな支援を実施するなど、自立に向けた支援体制の強化

「介護を受けないための予防の推進」

○介護支援ボランティアポイント事業を導入することにより、ボランティア活動を行った高齢者自身の介護予防の推進と社会参加や地域貢献の促進を図る

「高齢者の生きがいづくりの推進」

○いきいきクラブ連合会との連携を強化しながら、文化・スポーツ・世代間交流などの事業を実施

「障がい者の自立と生活支援」

○身体に障がいのある児童に対し、生活の能力を得るために必要な医療に要する費用を助成するとともに、身体障害者手帳の交付対象とならない軽度又は中程度の難聴児に対する補聴器購入費用の助成
○障がいのある方を取り巻く環境の変化を踏まえて、「障害者計画」を改訂

「生涯にわたる健康づくりの推進」

○埼玉県立大学と連携を図り、健康づくり計画及び食育推進計画の策定
○県が提唱する健康長寿の取り組みと連携し、健康長寿事業を進める
○健康の保持、増進などに関する正しい情報の提供や知識の普及を図るため、健康教室、健康相談など保健指導の充実を図る

「病気の予防と早期対策の充実」

○各種がん検診を継続して実施していくとともに、個別予防接種を拡充していくことにより、感染予防及び重症化の防止に努める

「地域医療提供体制の充実」

○地域医療関係機関と連携を図り、日曜日、祝日及び年末年始の一次診療をはじめとする医療体制の安定的な確保などに取り組む

「市立病院の再整備と医療サービスの充実」

○新病院の実施設計を行うとともに周辺道路の詳細設計などを実施し、平成27年度中の完成を目指して、着実に再整備を進める


[基本目標2 生活・環境分野(あんしんの施策)]

「環境保全・創造の推進」

○再生可能エネルギーのさらなる利用促進を図るため、太陽光発電設備に対する助成を継続して実施するとともに、地球温暖化の防止に向けた体制を充実する

「ごみ減量・資源化の推進」

○ごみ焼却施設において、焼却熱による余剰電力を売電できる取り組みや、使用済小型電子機器などの再資源化の実施
○老朽化が進んだし尿処理施設の更新に向けて取り組む

「環境意識啓発と身近な取組の推進」

○環境保全リーダーの養成や関係団体との連携を強化し、環境保全への取組体制の整備・充実を図る
○喫煙マナー及び環境美化意識の向上を図り、安全・清潔で快適な生活環境を確保するため、路上などでの喫煙を規制

「犯罪抑止のまちづくりの推進」

○犯罪情報や防犯情報の提供、自主防犯団体への支援などの取り組みの充実

「交通安全対策の推進」

○南桜井駅前に新たな自転車駐車場を開設し、駅周辺の通学路の安全対策を講ずるなど、交通安全対策を推進
○高齢者の交通事故防止対策や自転車の正しい通行マナーの順守について、さらなる周知を図る

「災害に強いまちづくりの推進」

○東日本大震災の教訓を生かし、災害時における食料や生活必需品、防災用資機材などの備蓄備品のさらなる整備、充実を図る
○災害など有事の際に、市民の皆様に必要な情報を伝達するため、拡張性の高い防災行政無線のデジタル化に取り組む
○地域防災計画に基づき、自主防災組織との連携強化、防災訓練の充実を図ることを目的とした地震体験車の導入準備、災害協定内容の見直し、さらには、新たな関係機関や団体との災害協定の締結などにも取り組む

「消防・救急体制の充実・強化」

○消防救急無線のデジタル化整備に係る実施設計を行う

「地域の防災力の確立」

○自主防災組織が活動するうえで必要な防災資機材などの助成に力を入れる



[基本目標3 都市基盤分野(にぎわいの施策)]


「計画的な土地利用の推進」

○庄和インターチェンジ周辺地区への企業誘致による産業系の土地利用を推進するため、地区計画の策定と道路整備に向けた調査設計の実施

「魅力ある中心市街地の創出」

○春日部駅付近連続立体交差推進事業について、埼玉県との連携を強化しながら、積極的に取り組んでいくとともに、春日部駅周辺における都市環境の改善とにぎわいの創出を目指し、市役所通りと会之堀川の一体的整備をさらに進める

「市民が主体となったまちづくりの推進」

○景観計画重点地区候補地として位置付けた「かすかべ大通り沿道地区」や「春日部駅周辺地区」について、地域の特色を生かし、良好な景観形成を図る
○地域住民が自主的に行うまちづくり活動や、市内に居住する親世帯の近くに初めて住宅を取得する子世帯への支援を行う
○大学との包括的連携協定により武里団地内で地域貢献活動をする大学生のグループに対する支援の充実にも努める

「円滑に移動できる幹線道路の整備」

○市内の重要施設を結び、近隣都市との主要なアクセス道路である武里内牧線、また、春日部駅周辺における中心市街地へのアクセス向上に欠かせない中央通り線、さらに、交通渋滞の解消、地域住民の生活環境の向上及び商店街の活性化が期待できる県事業の大場大枝線について、引き続き積極的な整備を推進
○東埼玉道路の、早期事業化と首都圏中央連絡自動車道までの延伸を、強く要望する

「安全快適に移動できる生活道路の整備」

○生活道路の拡幅や歩道の整備、通学路の安全対策、緊急を要する道路の維持補修などを重点的に実施
○埼葛広域農道の保全対策、既設の橋りょうの架け替え工事や長寿命化に向けた修繕などにも、しっかりと取り組む

「便利に利用できる公共交通の充実」

○本市のコミュニティバスである春バスの拡充として、春日部駅西口〜増戸・豊春駅ルートを新設するとともに、公共交通の利便性と安全性の向上に努める

「緑の保全と公園の整備充実」

○地域の活性化を図る拠点づくりとして、既存の公園のリニューアルに継続的に取り組み、新たな憩いの空間を整備する
○大枝公園の基本計画・基本設計を見直すとともに、市立病院再整備にあたり、代替公園の基本計画を策定する
○埼玉県が実施する「新たな森」を、「春日部市緑の基本計画」に位置づけるとともに、整備促進を図る

「総合的な治水対策の推進」

○台風や集中豪雨などによる浸水被害の軽減を図るとともに、安心・安全な生活環境を確保するため、引き続き、老朽化した公共下水道ポンプ場施設の改修工事や、水路などの改修整備に力を注ぐ

「自然に親しめる水辺づくり」

○県事業である「川のまるごと再生プロジェクト」の、大落古利根川整備にあたり、市民の皆様や県との連携を図りながら推進

「安全で安定した水の供給」

○浄水場設備の整備を行うとともに、引き続き、耐震性が低く老朽化が進んでいる石綿セメント管の布設替えを推進

「公共下水道の整備」

○新たに公営企業会計方式を導入し、経営状況の公表に努めるとともに、健全経営を図りながら整備を行う


[基本目標4 教育・文化分野(はぐくみの施策)]


「元気な学校づくりの推進」

○確かな学力をはぐくむための特色ある教育活動を継続性と計画性をもって推進する
○小中学生に対する情報教育や活躍する児童・生徒の支援に努める

「魅力ある教育環境づくりの推進」

○いじめや不登校などの学校生活の不安や悩みについて、専門的な立場から心のケアを行うとともに、校内支援体制の充実・強化を図る

「安心・安全な学校づくりの推進」

○児童・生徒の安全確保及び地域住民の避難場所としての役割を果たすため、引き続き、学校施設の耐震補強を行う

「社会教育活動拠点の充実」

○公民館の老朽化や機能低下に対応するため、緊急性の高い箇所についての設備修繕を実施

「生涯学習の振興」

○かすかべし出前講座や、かすかべ遊学フェスティバルの充実を図るとともに、市民の生涯学習意欲を高めていくため、学習した内容が記録できる生涯学習パスポートの作成に取り組む

「スポーツ・レクリエーションの活動の充実」

○小中学校体育施設を開放し、生涯スポーツの普及推進と地域コミュニティの活性化を図るとともに、夏季における小学校のプール開放を拡充

「文化財・伝統文化の保存・継承」

○本市のかけがえのない財産を後世に伝えていくため、有形・無形の文化遺産を調査・記録し、文化財を保護するとともに、指定文化財を中心とした解説板を設置するなど、積極的な活用を図る



[基本目標5 産業・経済分野(ゆたかさの施策)]


「農業の生産・経営基盤の確立、及び地域の農業振興と消費拡大」

○地域が抱える人と農地の問題を解決していくため、「人・農地プラン」を作成するとともに、青年新規就農者の経営が軌道に乗るための支援を行う
○農業の近代化と生産性の向上を図るため、農道整備に努める

「中心市街地における活力ある商店街の形成」

○中心市街地活性化事業や地域の活性化に資する事業の提案に対し、引き続き支援を行う

「歩いて楽しめる商業環境の整備」

○各商店街が実施する活性化事業に対する支援を強化

「新たな地域産業の創出と雇用の拡大」

○企業誘致に係る奨励金の交付要件を緩和するなどの措置を講ずることにより、適用地域への企業誘致を積極的な推進
○国の緊急雇用対策事業を十分に活用し、地域雇用の拡充に努める

「観光資源の魅力向上と情報発信」

○選ばれるまちの実現に向けて、本市のシティセールスにおける基本的な方向性を構築
○本市の誇れる地域資源を全国に情報発信するとともに、本市の優れた食品を「かすかべフードセレクション」として認定し、市内外に広くPR


[基本目標6 コミュニティ分野(ふれあいの施策)]


「市民参加と協働の推進」

○市内で活動しているNPOやボランティア団体などと連携を図りながら、豊かな地域社会を創造するため、市民が主体的にまちづくりに参加できる協働事業の推進

「コミュニティ活動の活性化」

○自治会などの活動に加え、ボランティア活動に意欲を持つ市民の方々に、まちづくりに参加していただくことにより美しい生活環境をつくるアダプトプログラムの推進に努める


「人権の尊重」

○人権は一人ひとりが生まれながらにして持っている大切な権利であるとの認識のもと、人権相談や啓発活動を継続的な実施


「男女共同参画の推進」

○平成24年度に見直しを行った「春日部市男女共同参画基本計画」に基づき、男女があらゆる分野で対等に参画できるような、意識の醸成と環境づくりに努めます

「国際交流の推進」

○国際交流協会との連携を強化し、異文化に対する市民の理解を深めるとともに、外国人住民との融和した環境づくりや相互交流を促進します。
○外国人住民や、海外又は国内から春日部市に訪れる外国人の皆様の利便性向上を目的として、かすかべガイドマップの多言語版を改訂します。


[基本目標7 行財政改革分野(しんらいの施策)]


「戦略的・計画的な行政運営」

○行政資源を有効に活用し、組織の簡素合理化や事務事業の効率化を図ります
○本庁舎の耐震化の方向性についても検討します
○新たな行政改革大綱に基づき、質の高い行政運営の実現を目指します


「安定した財政運営」

○限られた財源の中で、最大の効果が上げられるよう、効率的でバランスのとれた財政運営に努めます
○税の公平性と歳入の確保を図るため、電話による催告事務を実施するためのコールセンターを設置し、現年度分の収納対策強化を行います

「窓口サービスの向上」

○8月を目途に、住民基本台帳カードを利用して、住民票の写しや印鑑登録証明書が全国の所定のコンビニエンスストアで取得できるサービスを開始します

「広報の戦略的な発信」

○都市イメージの向上に向けてシティセールスのための情報発信に努めるとともに、わかりやすく、かつ、魅力的な広報への取り組みとして、5月から広報紙をタブロイド版に変更したうえで、カラーページを導入します
○市民公募により「かすかべ特派員」を委嘱し、市民参加による広報活動の充実に努めます

「職員の育成と効率的な組織運営」

○職員研修や人事評価制度を活用し、職員の資質、能力の向上を図るとともに、幅広い視野と新たな視点に立った政策を立案できる人材の育成に努めます



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私、石川良三は,日本一幸せに暮らせる街、春日部を目指します。
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